播磨灘産「一年珠かき®」「珠せいろ®」
播磨灘で育つ“一年牡蠣”を、マルト水産が「一年珠かき®」としてブランド化し、日本一との評価をいただいています。
構想20年、開発から5年──。蒸しかき「珠せいろ®」は、新しいマーケットの創出へ重要な商品となる可能性が高いとされ、栄えの受賞に輝きました。これを新たなスタートとして、さらに牡蠣の秘める無限の可能性を探求しています。
- 平成25年
- 全国水産加工工業協同組合連動会主催 第24回全国水産加工品総合品質審査会 農林水産大臣賞
- 平成26年
- 農林水産省及び公益財団法人日本農林漁業振興会主催 第53回農林水産祭 内閣総理大臣賞 受賞
- 公益社団法人発明協会主催 中国地方発明表彰 広島県知事賞 受賞
マルト水産
MURUTO SUISAN CO.,LTD.
経営理念
牡蠣産業の発展を通して社員とその家族の幸福の実現と得意先、仕入先の満足を得る事で世の中に貢献する。
経営方針
-
1
会社および全社員が事業計画を立て、実行していく体制にする。
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2
業績評価の明確化により、やりがいのある企業体質を作る。
-
3
全社員が和を持って業務につく企業風土を作る。
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4
人材開発と基本力の向上に心がける。
会社概要
COMPANY INFORMATION
- 会社名
- 株式会社 マルト水産(Muruto Suisan Co.,Ltd.)
- 代表者
- 代表取締役社長 小久保 公博
- 本店
- 〒678-0141 兵庫県相生市相生壺根5133-32
TEL:0791-22-1887 FAX:0791-22-1915 - 本社
- 〒721-0951 広島県福山市新浜町1丁目5番15号
TEL:084-981-2678 FAX:084-953-6026 - 広島工場
- 〒737-2212 広島県江田島市大柿町大君2375-1
TEL:0823-40-3226 FAX:0823-57-0238 - 大阪営業所
- 〒553-0005 大阪市福島区野田2丁目13番23号 山源ハイツ202号室
TEL:06-6464-8770 FAX:06-6464-8771 - 東京営業所
- 〒104−0045 東京都中央区築地2-15-15 セントラル東銀座520号室
TEL:03-6278-7830 FAX:03-6278-7831
沿革
HISTORY
1947
昭和22年
創業者 ト部登は戦前の荷受公設役場である福山青果株式会社の創業家の次男に生まれ、ここでの勤務経験をもとに独立し水産物の集荷、加工販売を始めました。
当時の広島県福山市の芦田川河口付近や箕島沖(現在のJFEスチール株式会社西日本製鉄所福山地区周辺)は、瀬戸内海でも有数の漁場であり、あさり、牡蠣、しじみ等が沢山採れていました。
それらの仲介業を行いながら、ト部登は牡蠣の殻が農作物、養鶏業に適することを見出し、現在のト部産業株式会社の基礎をつくりました。
牡蠣殻商品のセルカは全国の農協、また養鶏用エサは全国の養鶏業で今も幅広く利用される商品になっています。
昭和40年代後半
から50年代の初め
兵庫県において2〜3軒、牡蠣を養殖する動きがありました。
またこの頃、邑久漁協の生産者は、相生・坂越の沖を借り受け牡蠣養殖をしていました。
当時は相生湾にかかる皆勤橋の渡橋などをかきムキ場として利用していました。
1983
昭和58年
ト部登は2、3軒の業者から出る殻処理について当時の相生漁協の組合長により相談を受けて、この海域を訪れた際、牡蠣養殖に最適な海と確信しました。
そこで、この地域での牡蠣養殖を広めるために、なじみの深い広島県の牡蠣生産者を招いて漁場の開拓・養殖方法の指導等を行いました。(相生湾で筏200台の構想)同時に、この産地の牡蠣を自社で販売し、全国にブランドを広めたいとの想いも膨らませました。
1987
昭和62年
相生市鰯浜に株式会社マルト水産を設立しました。
設立当初の工場は、とても小さな工場でほとんどが手作業の大袋商品でした。
1997
平成9年
相生市壷根に第1工場を建設しました。
扱い量の増加、機械での大量生産などを目的に新工場を設立しました。
1998
平成10年
市場流通をターゲットに株式会社あけぼの海産を設立しました。
ト部悟の強い推進で室津牡蠣養殖を開始しました。
2001
平成13年
衛生管理のニーズが高まり相生市壷根に兵庫第2工場を建設しました。
販路拡大のため大阪営業所を開設しました。
春先の牡蠣の需要はありませんでしたが、なんとか消費を喚起し安くて美味しい牡蠣を消費者にお届けして一生懸命育てた漁師の方に喜んでもらえる、三方良しを目指す方針をたてました。
2002
平成14年
生産者別の管理(トレーサビリティ)の運用を開始しました。
2003
平成15年
「フランスを救った日本の牡蠣」を小学館スクウェア様より発刊しました。
生かきトレーサビリティシステムを確立しました。
シーフードショウに出展(平成15年より3年連続)しました。
2004
平成16年
兵庫第3工場を建設しました。
岩牡蠣作業を開始しました。
新事業として岩かきの取り扱いを開始しました。
2005
平成17年
本社にカキ総合研修所を開設しました。
世界の牡蠣の生産、流通、食べ方など様々なことへの調査を開始しました。
2007
平成19年
長年の試行錯誤から、安心・安全なカキ、便利なカキを生産する蒸し牡蠣の研究にたどり着きました。
2008
平成20年
中長期計画に基づき、牡蠣産業のサポーティング企業として出発しました。
2009
平成21年
オイスターギャラリーグループを設立しました。
生かきの主力製品を「播磨灘産生かき」に統一しました。
2010
平成22年
兵庫第4工場を建設しました。
地場の牡蠣の特色を生かした蒸した牡蠣を販売したいとの願いから、蒸し牡蠣専用の工場を設立しました。
東京営業所を開設しました。
「世界の牡蠣事情」を小学館スクウェア様より発刊しました。
2011
平成23年
広島工場を新設しました。
広島かき、岩牡蠣の出荷を開始するとともに、珠せいろ原料の集荷拠点として運用を開始しました。
2012
平成24年
珠せいろ本格製造と販売を開始しました。
2013
平成25年
珠せいろの製造方法において特許を取得しました。
HACCP認定を取得しました。
会長ト部悟 EU世界牡蠣会議名誉プレゼンターに選出されました。
珠せいろが全国水産加工品審査会で農林水産大臣賞を受賞しました。
2014
平成26年
珠せいろが農林水産祭で内閣総理大臣賞を受賞しました。
珠せいろが中国地方発明協会、広島県知事賞を受賞しました。
2016
平成28年
牡蠣天ぷらを商品化しました。
2017
平成29年
蒸し牡蠣エキス濃縮装置を導入しました。
広島工場で種苗(岩牡蠣・マガキ)を開始しました。
シーフードショウに再度出展しました。
2019
令和元年
世界的漁業認証MSC認証本審査入りをリリースしました。
12月、世界初牡蠣の水産養殖方法を用いたMSC認証を取得しました。